日本語入力ソフトとVBAの覚え書き

・各種日本語入力ソフトの辞書解説 ・ちょっと楽になるExcel VBA集

Excelやスプレッドシートで日付から消費税率を求める数式

はじめに

ExcelやGoogleスプレッドシートなどで日付を表すセルから消費税率を求めます。

数式

IF関数:Excel, Googleスプレッドシートなど汎用

  参照セル:A1
  A1セルの表示形式:日付

  =IF(A1>=43586,0.1,IF(A1>=41730,0.08,IF(A1>=35521,0.05,IF(A1>=32599,0.03,0))))

IFS関数:Excel 365, Excel 2019~, Googleスプレッドシートなど

  参照セル:A1
  A1セルの表示形式:日付

  =IFS(A1>=43586,0.1,A1>=41730,0.08,A1>=35521,0.05,A1>=32599,0.03,TRUE,0)

解説

日付とシリアル値

Excelやスプレッドシートのソフトウェア上で、日付はシリアル値と呼ばれる内部数値で管理されています。

細かいことを言うと、ExcelとGoogleスプレッドシートではシリアル値の基準となる日付が1日だけ異なりますが、影響のなさそうな古い日付で調整して合わせています。

消費税率が変更された日のシリアル値

項目 日付 シリアル値 消費税率
消費税導入 1989年4月1日 32599 3%
5%に増税 1997年4月1日 35521 5%
8%に増税 2014年4月1日 41730 8%
10%に増税 2019年5月1日 43586 10%