日本語入力ソフトとVBAの覚え書き

・各種日本語入力ソフトの辞書解説 ・ちょっと楽になるExcel VBA集

(Excel) マクロに割り当てることの出来るショートカットキー一覧

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訂正のお知らせ 2019.5.18

組み合わせ表で「Ctrl+Shift+O」と「Ctrl+Shift+Q」の内容が逆でした。既定値「コメントが入力されているセルを選択」があるのが「Ctrl+Shift+O」です。訂正してお詫び致します。

Excelでマクロに割り当てることの出来るショートカットキー

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Excelでマクロに割り当てることの出来るショートカットキーは、

  • Ctrl + アルファベット26文字(A~Z)
  • Ctrl + Shift + アルファベット26文字(A~Z)

のみですが、あらかじめ組み込まれているショートカットキーがいくつもあり、結局使える組み合わせは何なのかよく分からないという状況です。
ここでは、筆者が独自に調べたアルファベットのショートカットキーの一覧と、マクロ割当に使える組み合わせを紹介します。

Ctrl + アルファベット26文字(A~Z)

キーの組み合わせ 処理する内容
Ctrl+A 全選択
Ctrl+B 太字(ボールド)
Ctrl+C コピー
Ctrl+D 上のセルの内容を貼り付ける
Ctrl+E [フラッシュフィル]を呼び出し、隣接する列のパターンを自動認識して正しい列を入力する
Ctrl+F 検索
Ctrl+G ジャンプ
Ctrl+H 置換
Ctrl+I 斜体(イタリック)
Ctrl+J マクロ割当可能
Ctrl+K [ハイパーリンクの挿入]ダイアログ
Ctrl+L テーブルの作成
Ctrl+M マクロ割当可能
Ctrl+N 新規空白ブック作成
Ctrl+O 開く
Ctrl+P 印刷
Ctrl+Q クイック分析
Ctrl+R 左のセルの内容を貼り付ける
Ctrl+S 上書き保存
Ctrl+T [テーブルの作成]ダイアログ
Ctrl+U アンダーライン
Ctrl+V 貼り付け(ペースト)
Ctrl+W 現在のウィンドウを閉じる
Ctrl+X 切り取り(カット)
Ctrl+Y リドゥ(やり直す)
Ctrl+Z アンドゥ(元に戻す)

Ctrl + Shift + アルファベット26文字(A~Z)

キーの組み合わせ 処理する内容
Ctrl+Shift+A マクロ割当可能
Ctrl+Shift+B マクロ割当可能
Ctrl+Shift+C マクロ割当可能
Ctrl+Shift+D マクロ割当可能
Ctrl+Shift+E マクロ割当可能
Ctrl+Shift+F マクロ割当可能
Ctrl+Shift+G マクロ割当可能
Ctrl+Shift+H マクロ割当可能
Ctrl+Shift+I マクロ割当可能
Ctrl+Shift+J マクロ割当可能
Ctrl+Shift+K マクロ割当可能
Ctrl+Shift+L フィルターの追加と削除切替
Ctrl+Shift+M マクロ割当可能
Ctrl+Shift+N マクロ割当可能
Ctrl+Shift+O コメントが入力されているセルを選択
Ctrl+Shift+P [セルの書式設定]フォントタブ
Ctrl+Shift+Q マクロ割当可能
Ctrl+Shift+R マクロ割当可能
Ctrl+Shift+S 名前を付けて保存
Ctrl+Shift+T マクロ割当可能
Ctrl+Shift+U マクロ割当可能
Ctrl+Shift+V マクロ割当可能
Ctrl+Shift+W マクロ割当可能
Ctrl+Shift+X マクロ割当可能
Ctrl+Shift+Y マクロ割当可能
Ctrl+Shift+Z マクロ割当可能

標準で設定されているものにも上書きで割り当てられる(※要注意)

標準で設定されているショートカットキーにも上書きで割り当てられますが、一般的に使われるようなショートカットキーには割り当てない方が賢明です。(例:Ctrl + S など)

VBAのコードで設定することも可能

今までの内容は、VBAのコードで記述することも可能です。

コードの記述

Application.MacroOptions Macro:="マクロ名", _
                         Hasshortcutkey:=True, _
                         ShortcutKey:=A

引数の説明

  Macro          : VBAマクロのプロシージャ名
  Hasshortcutkey : ショートカットキーを持つかどうか
  ShortcutKey    : 指定するキー

指定するキーの記述と実際のショートカットキー

指定できるキーはアルファベットの「a~z」「A~Z」のみになります。小文字の場合は「Ctrl + 文字」、大文字の場合は「Shift + Ctrl + 文字」を意味します。

  アルファベット小文字 a ~ z : Ctrl + A ~ Z
  アルファベット大文字 A ~ Z : Shift + Ctrl + A ~ Z

お願い

もし間違えなどありましたら、コメントでご指摘願います。

よーく見たら前にもおんなじテーマで記事書いてましたwww

dz11.hatenadiary.jp

もっと多くのショートカットキーを使いたい場合 (要VBA)

VBAのApplication.OnKeyメソッドを使えば、キーボード上のほとんどのキーを使ったショートカットキーを作ることが可能です。以下の記事を参照して下さい。
dz11.hatenadiary.jp

以上。