日本語入力ソフトとVBAの覚え書き

・各種日本語入力ソフトの辞書解説 ・ちょっと楽になるExcel VBA集

(Excel VBA) よく使うブック、シート、セルの指定方法

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VBAのコードでよく使うブック、シート、セルの指定方法をまとめてみました。

ウィンドウ

Excel2010までは一つのウィンドウ内にブックが複数存在できるMDI方式でした。Excel2013からは一つのウィンドウが一つのブックのSDI方式になっています。

' アクティブなウィンドウ
ActiveWindow

ブック

' 全てのブック
Workbooks

' このブック (コードが書かれているブック)
ThisWorkbook

' アクティブなブック (現在一番手前にあるブック)
ActiveWorkbook

シート

' 全てのシート (ワークシート, グラフシート, その他のシートを含む)
Sheets

' 全てのワークシート
Worksheets

' 選択されたワークシート(1つ以上)
SelectedSheets

' アクティブなシート
ActiveSheet

' 名前が'Sheet1'のワークシート
Worksheets("Sheet1")

' シートインデックス(左から1, 2, 3,……)による指定
Worksheets(1)

セル (単一セル)

' アクティブなセル(現在のセル。カーソルが乗っているセル)
ActiveCell

' A2セル (2行目, 1列目)
Range("A2")
Cells(2, 1)

' R行目, C列目 (R = Rows:行, C = Column:列)
Cells(R, C)

' 使用している範囲の最終セル (入力されていたり、書式が設定されている)
SpecialCells(xlCellTypeLastCell)
SpecialCells(xlLastCell)

' 選択範囲内の一番はじめのセル(左上のセル)
Selection(1)

' 選択範囲内の最終セル(右下のセル)
Selection(Selection.Count)

セル (範囲)

' 全てのセル
Cells

' 選択されたセル範囲
Selection

' A1:C5
Range("A1:C5")
Range(Cells(1, 1), Cells(5, 3))

' 1行目
Rows(1)

' 3行目~5行目
Rows("3:5")
Range("3:5")
Range(Rows(3), Rows(5))

' A列(1列目)
Columns("A")
Columns(1)

' C列~E列(3列~5列)
Columns("C:E")
Range("C:E")
Range(Columns(3), Columns(5))

最終セル、最終行、最終列の選択

' 最終セルの選択
SpecialCells(xlLastCell).Select

' 最終行の選択
Cells.SpecialCells(xlLastCell).EntireRow.Select

' 最終列の選択
Cells.SpecialCells(xlLastCell).EntireColumn.Select

Android端末のみ : GoogleスプレッドシートでGoogle日本語入力のユーザー辞書を作成する方法

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Google日本語入力のユーザー辞書を自分で作るにはもちろんパソコンがあった方が便利ですが、Android端末のみでも可能です。Android端末のみでGoogle日本語入力のユーザー辞書ファイルを作るには、Googleスプレッドシートでやるのが断然簡単です。テキストファイルなのでGoogleドキュメント……と一瞬考えるかもしれませんが、単語の管理のしやすさ、編集のしやすさ、タブ区切りテキストへの変換などGoogleスプレッドシートで作成する方が簡単でしかも便利です。

必要なアプリ

ここでは、ESファイルエクスプローラーProとJota+(TextEditor)を使っています。
play.google.com
play.google.com

スプレッドシートで単語を編集する

Googleスプレッドシートを開きます。
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A列に '読み(ひらがな)'、B列に '単語'、C列に '品詞' を入力します。
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Google日本語入力で使える品詞

Google日本語入力 for Androidで使用可能な品詞は以下の通りです。(2017.7.20現在)
分からない場合はとりあえず '名詞' で入れておけば後でもなんとかなります。

品詞 品詞 品詞
名詞 動詞カ行五段 独立語
動詞ガ行五段 接頭辞
動詞サ行五段 接尾一般
人名 動詞タ行五段 接尾人名
地名 動詞ナ行五段 接尾地名
組織名 動詞バ行五段 助数詞
固有名詞 動詞マ行五段 終助詞
名詞サ変 動詞ラ行五段 顔文字
名詞形動 動詞ワ行五段 アルファベット
数字 動詞ハ行五段 記号
形容詞 動詞一段 句読点
副詞 動詞カ変 短縮読み
連体詞 動詞サ変 抑制単語
接続詞 動詞ザ変 候補のみ
感動詞 動詞ラ変 -

タブ区切りテキストファイル形式にエクスポートする

右上のメニューをタップします。
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'共有とエクスポート'をタップします。
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'名前を付けて保存…'をタップします。
f:id:dz_dzone:20170718092539j:plain

'TSV (現在のシート)'をタップしてから、'OK'をタップします。
f:id:dz_dzone:20170718092628j:plain

'ドキュメントのタイトル'を入力してから、'保存'をタップします。
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端末にダウンロードする

Googleドライブを起動します。
f:id:dz_dzone:20170718093319j:plain

さきほど保存したファイルを長押しします。
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'ダウンロード'をタップします。
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ダウンロードされました。(基本的に端末またはSDカードのDownloadフォルダ)
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テキストエディタ文字コードをUTF-16LEに変換する

スプレッドシートからエクスポートされたファイルの文字コードUTF-8になっています。このままですとGoogle日本語入力でインポート出来ない場合があるので、テキストエディタ文字コードをUTF-16LEに変換して保存し直します。

ファイルマネージャでDownloadフォルダを開き、さきほどダウンロードしたファイルをタップします。
f:id:dz_dzone:20170718100111j:plain

文字コードの変換できるテキストエディタ(ここではJota+)をタップします。
f:id:dz_dzone:20170718100157j:plain

テキストエディタで開きました。(文字コードUTF-8であるのが確認できます)
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右上のメニューをタップします。
f:id:dz_dzone:20170718100600j:plain

'ファイル'をタップします。
f:id:dz_dzone:20170718100619j:plain

'名前を付けて保存…'をタップします。
f:id:dz_dzone:20170718100638j:plain

左の'元ファイルに…'をタップします。
f:id:dz_dzone:20170718100653j:plain

'UTF-16LE'をタップします。
f:id:dz_dzone:20170718100713j:plain

念のためファイル名を付けて、'OK'をタップします。
f:id:dz_dzone:20170718100802j:plain

保存されました。
f:id:dz_dzone:20170718100816j:plain

Google日本語入力にインポートする

ファイルマネージャから先ほど保存した辞書ファイルをタップします。
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Google日本語入力の辞書ツールをタップします。
f:id:dz_dzone:20170718104450j:plain

'OK'をタップします。
f:id:dz_dzone:20170718104503j:plain

インポート出来ました。
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'ファイルが読み込めません'と表示された場合

こちらの記事を参考に、Google日本語入力にストレージ権限を与えて下さい。
dz11.hatenadiary.jp


以上です。

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アルテ on Mozcのユーザー辞書インポートで「ファイルが読み込めません」が出る場合の対処法

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「アルテ 辞書 読み込めない」「アルテ 辞書 反映されない」などのキーワードで検索されてる方がおりました。実際に自分でも読み込もうとしてみると読み込めなかったのでここで対処法を説明します。

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アルテ on Mozcにストレージ権限を与える

Android OSのバージョンによってはこの操作が必要な場合があります。

設定>アプリ>'アルテ on Mozc'と開いて「権限」をタップ、「ストレージ」権限をオンにする

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ONになったところ

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タブ区切りテキスト形式の文字コードUTF-8にする

インポートするテキストファイルの文字コードUTF-8以外では読み込めない場合があります。Google日本語入力およびMozcの辞書は基本的にUTF-8が推奨されています。テキストエディタにてUTF-8に変更して保存して下さい。

(記事訂正のお詫び:2017.8.10) 当初、Mozc辞書の推奨文字コードが UTF-16LE になっておりましたが、UTF-8 の誤りでした。訂正してお詫び致します。

 

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(Excel VBA) 縮小して全体を表示するコマンドをボタンにする

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「縮小して全体を表示する」って割と使うと思うんですけど、ボタンがないんですよね。いつもわざわざ「セルの書式設定」開いて設定してるんですが、正直面倒くさいですよね。なので、VBAでコマンド作ってボタン化しています。

コード

Sub DisplayWholeByReducing()
    ' ◆◆◆ 縮小して全体を表示するコマンド ◆◆◆
    With Selection
        .WrapText = False
        .ShrinkToFit = True
    End With
End Sub

Simeji for Androidのユーザー辞書をタブ区切りテキスト形式(Google, ATOK, POBoxなど)に変換する手順

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Simeji for Androidからエクスポートしたユーザー辞書の形式は独自のテキスト形式で、その他の日本語入力アプリへ変換するのが難しい。ここではテキストエディタ表計算ソフトを使って多くの日本語入力アプリで採用されているタブ区切りテキスト形式への変換手順を解説します。

目次

使用するツール

ここではテキストエディタとしてgPadを、表計算ソフトはExcel2013を使用しています。

なお、MacExcelLibreOffice等およびテキストエディタでも変換可能です。

表計算ソフトについて注意点

LibreOffice CALCやApache OpenOffice CALCでは列が1,024列しか扱えません。そのため、これから紹介する方法での変換は1,024個の単語までしか出来ません。Excel2007~2016では16,384列扱えます。

 

変換手順

多少くどい部分があると思いますがこまかく説明していきます。

ファイル操作の手順(1)

Simeji for AndroidからエクスポートしてPCにコピーしたユーザー辞書ファイルです。

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念のためファイルを複製します。

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テキストエディタでの手順(1)

テキストエディタで開きました。

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まず、先頭の「{"EN_KEY":,"EN_VALUE":,"JAJP_VALUE":[」の部分を削除します。

f:id:dz_dzone:20170608015300j:plain

次に検索をします。

f:id:dz_dzone:20170608015501j:plain

検索文字列は「JAJP」として検索します。

f:id:dz_dzone:20170608015528j:plain

単語とよみの境の部分である「],"JAJP_KEY":[」を削除します。

f:id:dz_dzone:20170608015611j:plain

境の部分で改行します。

f:id:dz_dzone:20170608015759j:plain

改行されました。

f:id:dz_dzone:20170608015840j:plain

文末の「]}」を削除します。

f:id:dz_dzone:20170608015915j:plain

ファイルを上書き保存します。

f:id:dz_dzone:20170608020117j:plain

ファイル操作の手順(2)

上書きされたファイルです。

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拡張子を「csv」に変更します。警告ダイアログが出てくるので「はい」をクリックします。変更したら、表計算ソフトで開いて下さい。

f:id:dz_dzone:20170608020414j:plain

表計算ソフトでの手順

エクセル2013で開きました。

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データ範囲を選択して下さい。A1セルを選択した状態で「Shift+Ctrl+End」を押すことで一発で選択できます。

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コピーします。

f:id:dz_dzone:20170608021300j:plain

セル「A4」に移動して、コンテキストメニュー(右クリック)から「形式を選択して貼り付け>行列を入れ替える」をクリックします。

f:id:dz_dzone:20170608021427j:plain

行と列が入れ替わって貼り付けられました。

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1~3行目は不要になったので行削除します。行番号1~3をドラッグ選択して右クリック>削除です

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次にA列を選択して切り取ります。

f:id:dz_dzone:20170608021939j:plain

C列を選択して、右クリックから「切り取ったセルの挿入」を選択します。

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これでA列に「よみ」、B列に「単語」のシートが完成です。

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ここで一端、表計算ソフトの形式で保存しておきます。(後で加工が可能なためです)

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次に再度「名前を付けて保存」で「テキスト(タブ区切り) (*.txt)」で保存します。

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元のファイルに上書きしないよう注意して下さい。

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警告ダイアログが出ますが、「はい」をクリックして下さい。

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これで保存されました。Excelを閉じて下さい。警告ダイアログは「保存しない」をクリックします。(4つ上の画像のところで既に保存してあるのでここでは保存しないでOKです)

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テキストエディタでの手順(2)

さきほど保存したタブ区切りテキスト形式のファイルをテキストエディタで開きます。

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文字コードが「Shift-JIS」になっていますので、変換先の日本語入力ソフトの様式に合わせて保存し直して下さい。

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以上です。

補足

POBoxのユーザー辞書には「品詞」はないので、このまま文字コードと改行コードを合わせればインポートできますが、Google日本語入力(Mozc系を含む)やATOKの場合は「品詞」を追加する必要があります。その場合、Excel上のC列を編集するのが楽です。品詞を入力後にタブ区切りテキスト形式で保存して下さい。

 

関連リンク

iOSの日本語入力アプリ考 on Twitter 2015.5.20

 iOSで標準ユーザー辞書を一括登録するにはMacが必要

 母艦iTunesとの連携で単語一括登録できるが絵文字が弱いATOK

 

ATOK -日本語入力キーボード

ATOK -日本語入力キーボード

  • JUSTSYSTEMS CORPORATION
  • ユーティリティ
  • ¥1,600

なんでこんなに評価低いのかよくわからんな……w

 

バランスのいい日本語入力アプリは flick

 

 

Simejiはというと

 

Simeji - 日本語文字入力&きせかえ・顔文字キーボード

Simeji - 日本語文字入力&きせかえ・顔文字キーボード

  • Baidu Japan Inc.
  • ユーティリティ
  • 無料

 

Excel for Mac/WindowsでmacOS日本語入力プログラムの標準辞書ファイル(plist)を作成するシートを公開します

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MacOS X Mabericks以降の日本語入力プログラムは、現在では単にmacOS日本語入力プログラム(Japanese Input Method)と呼称されており、Mountain Lion以前のことえりとは全く異なるものになりました。ここでは、新しい日本語入力プログラムの標準辞書の登録ファイル(プロパティリスト形式)を作成するExcelシートを公開し、その解説をします。

macOS標準辞書の登録ファイル(プロパティリスト形式)の書式

一つの単語と読みはで挟まれたセクションに記載されます。なお、品詞やコメントはありません。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<array>
	<dict>
		<key>phrase</key>
		<string>雲母坂</string>
		<key>shortcut</key>
		<string>きららざか</string>
	</dict>
</array>
</plist>

必要なソフトウェア

この変換シートはExcel VBAを使って作られています。同一シートでWindowsMacの両対応です。Windowsの場合は、直接プロパティリストファイルを作成します。Macの場合は一度新規シートにファイル内容が出力されます。それをコピーしてテキストエディタにペーストし、不要部分を正規表現置換で削除します。
なお、Windowsで変換した場合でも、Macにファイル転送して作業が必要です。

辞書ファイルを作成するExcelシート

ダウンロード

  • ExcelmacOS日本語入力プログラムのユーザー辞書ファイルを作成するシート
  • ファイル名:Excel2Plist.xlsm
  • ダウンロード:Excel2Plist.zip (zip形式圧縮)
  • 動作確認:Excel2010/2013/2016 for Windows、Excel2016 for Macで確認しています

使い方

Macの場合

任意の場所にダウンロードします。
f:id:dz_dzone:20170520215828j:plain
任意の場所に解凍して、Excel2Plist.xlsmをダブルクリックして起動します。
f:id:dz_dzone:20170520221318j:plain
マクロを有効にしてください。
f:id:dz_dzone:20170520221402j:plain
'初期設定'シートです。
f:id:dz_dzone:20170520222049j:plain
'変換元シート名'のシートに変換する辞書を入力します。A列に'読み(ひらがな)'、B列に'単語'を入力します。他のタブ区切りテキスト形式の辞書をコピー&ペーストしてきても構いません。
f:id:dz_dzone:20170520222024j:plain
用意が出来たら'初期設定'シートに戻り、'変換'ボタンを押します。
f:id:dz_dzone:20170520222049j:plain
自動的に新規シートが作成され、そのシートにプロパティリストの内容が生成されます。
f:id:dz_dzone:20170520223619j:plain
A列の一番下まで選択してコピーします。
f:id:dz_dzone:20170520224124j:plain

正規表現で置換が出来るテキストエディタ(ここではCotEditor)にペーストします。f:id:dz_dzone:20170520224440j:plain
ペーストされた状態。行頭と行末に余計なダブルクォーテーションが入ってしまっています。
f:id:dz_dzone:20170520224855j:plain
メニューバーから、'検索'>'検索'を選択します。
f:id:dz_dzone:20170520225051j:plain
'正規表現'にチェックを入れてから、検索窓に ^" と入力して、'すべて置換'をクリックします。( ^" は'行頭の"'という意味)
f:id:dz_dzone:20170520225228j:plain
行頭の'"'が削除されました。次に、検索窓に "$ と入力して、'すべて置換'をクリックします。( "$ は'行末の"'という意味)
f:id:dz_dzone:20170520225512j:plain
行末のダブルクォーテーションが削除されました。
f:id:dz_dzone:20170520225826j:plain
任意の名前で保存します。このとき、拡張子を'plist'、文字コードを'UTF-8'、改行コードを'LF'にしてください。
f:id:dz_dzone:20170520225955j:plain
f:id:dz_dzone:20170520230638j:plain
ファイルが作成されました。
f:id:dz_dzone:20170520231150j:plain

Windowsの場合

任意の場所に解凍して、ダブルクリックして起動します。
f:id:dz_dzone:20170520231753j:plain
'コンテンツの有効化'をクリックしてマクロを有効化してください。
f:id:dz_dzone:20170520232914j:plain
'変換元シート名'、'変換先ファイル名'を入力。
f:id:dz_dzone:20170520232651j:plain
'変換元シート名'のシートに変換する辞書を入力します。A列に'読み(ひらがな)'、B列に'単語'を入力します。他のタブ区切りテキスト形式の辞書をコピー&ペーストしてきても構いません。
f:id:dz_dzone:20170520233549j:plain
'初期設定'シートに戻り、'変換'をクリックします。既存のファイルがある場合は上書きされます。
f:id:dz_dzone:20170520234000j:plain
f:id:dz_dzone:20170520234646j:plain
出力されました。
f:id:dz_dzone:20170520234712j:plain
出力されたファイルは何らかの方法でMacにコピーしてください。


辞書ファイルをmacOS日本語入力プログラムに読み込む


f:id:dz_dzone:20170520231150j:plain
'システム環境設定'から'キーボード'を開き、'ユーザー辞書'タブを選択します。
f:id:dz_dzone:20170520235700j:plain
プロパティリスト形式の辞書ファイルを'ユーザー辞書'にドラッグ&ドロップします。
f:id:dz_dzone:20170520235836j:plain
'ユーザー辞書'が追加されました。
f:id:dz_dzone:20170521000214j:plain


iOS標準ユーザー辞書に同期する

iCloudを適切に設定することでMacのユーザー辞書とiOS端末のユーザー辞書が同期されます。f:id:dz_dzone:20170521000335j:plain


関連リンク

dz11.hatenadiary.jp

ユーザー辞書の一括登録方法 〜かわせみ2編〜

f:id:dz_dzone:20170724155753j:plain

'かわせみ'は、老舗の日本語入力プログラム'EgBridge'(エルゴソフト)の流れをくむOS X用日本語入力アプリで、OS X ver.10.8.5 (Mountain Lion)以降は後継の'かわせみ2'となっています。この記事では、'かわせみ2'の単語登録と削除、一括登録(インポート)および書き出し(エクスポート)の方法について解説します。

www.monokakido.jp

目次

かわせみ2のユーザー辞書の登録方法

かわせみ2の単語登録の方法

単語登録/削除ウィンドウで登録する場合

IMメニューから'単語登録/削除'を選択します。(または control + F7 )

f:id:dz_dzone:20170505120144j:plain

'単語登録/削除'ウィンドウが開きました。

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'読み(ひらがな)'と'単語'を入力し、'品詞'を選択して、'登録'をクリックします。。任意で'コメント'の入力も可能です。

f:id:dz_dzone:20170505120636j:plain

単語が登録されました。

f:id:dz_dzone:20170505120734j:plain

辞書管理ツールで登録する場合

IMメニューから'辞書管理ツール'を選択します。

f:id:dz_dzone:20170505123550j:plain

'辞書管理ツール'が開きました。'登録'アイコンをクリックします。

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'読み(ひらがな)'と'単語'を入力し、'品詞'を選択して、'登録'をクリックします。。任意で'コメント'の入力も可能です。

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かわせみ2の単語削除の方法

'辞書管理ツール'を開きます。 削除したい単語を選択してから'削除'アイコンをクリックします。

f:id:dz_dzone:20170505124254j:plain

確認ダイアログが出るので、'削除'をクリックします。

f:id:dz_dzone:20170505124422j:plain

単語が削除されました。

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かわせみ2のユーザー辞書の一括登録(インポート)の方法

'辞書管理ツール'を開き、'ファイル'メニューから'辞書/テキストの読み込み'を選択します。

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辞書ファイルを選択して'開く'をクリックします。

f:id:dz_dzone:20170505125818j:plain

登録確認画面が出ますので、'閉じる'をクリックします。

f:id:dz_dzone:20170505125903j:plain

単語が一括登録(インポート)されました。

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なお、読み込み(インポート)できる形式は以下の通り。

上の3つは一般的なタブ区切りテキストファイル形式、4番目はコンマ区切りテキストファイル形式、5番目は拡張子が*.plistのXMLファイル形式です。

なお、plist形式には品詞の情報がついていません。全て名詞扱いとなります。

 

かわせみ2のユーザー辞書の書き出し(エクスポート)の方法

'辞書管理ツール'を開き、'ファイル'メニューから'テキストに書き出し'を選択します。

f:id:dz_dzone:20170505174649j:plain

保存するファイルの名前を入力し、保存場所を選択します。また、出力形式および出力対象を選択してから、'保存'をクリックします。

f:id:dz_dzone:20170505174736j:plain

書き出し(エクスポート)が完了しました。

f:id:dz_dzone:20170505174928j:plain

出力されたファイルです。

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関連リンク

ユーザー辞書の一括登録方法 〜Baidu IME編〜

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Windows用日本語入力ソフトのBaidu IMEのユーザー辞書の単語登録と削除、一括登録(インポート)および書き出し(エクスポート)の方法を解説します。

目次

Baidu IMEのユーザー辞書の登録方法

'あ'のところで右クリックしてメニューを出します。

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'ユーザー辞書'をクリックします。

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ユーザー辞書が開きました。

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Baidu IMEの単語登録の方法

'追加'をクリックします。

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'単語'と'読み(ひらがな)'を入力し、'品詞'を選択してから、'登録'をクリックします。

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単語が登録されました。

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Baidu IMEの単語削除の方法

単語を選択してから、'削除'をクリックします。

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確認ダイアログが出るので、'OK'をクリックします。

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単語が削除されました。

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Baidu IMEのユーザー辞書の一括登録(インポート)の方法

 '管理'メニューから'テキストファイルをインポート'を選択します。

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Baidu IME用の辞書ファイル(タブ区切りテキストファイル/UTF-16/LF)を開きます。f:id:dz_dzone:20170505011929j:plain

辞書が登録されました。

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Baidu IMEのユーザー辞書の書き出し(エクスポート)の方法

'管理'メニューから'テキストファイルにエクスポート'を選択します。

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任意のフォルダに'保存'します。

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エクスポートが完了しました。

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エクスポートされたテキストファイルがこちらです。

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他の日本語入力ソフトへのコンバートについて

主要な日本語入力ソフトの辞書と同様のタブ区切りテキストファイル形式の辞書ファイルです。この形式ですと、簡単な加工で他の日本語入力ソフトの辞書に変換することが可能です。 (例:MS-IME, ATOK, Google日本語入力)

 

以上です。

 

ユーザー辞書の一括登録方法 〜macOS日本語入力プログラム編〜

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macOS 10.11以降に搭載されている日本語入力プログラム(Japanese Input Method)のユーザー辞書の一括登録方法を解説します。iCloudによりiPhoneなどのiOS端末と同期することも出来ます。

目次

macOS日本語入力プログラムの辞書の登録方法

'システム環境設定'を開きます。

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'キーボード'を開きます。

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'ユーザー辞書'タブを開きます。

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 macOS日本語入力プログラムの単語の登録方法

左下の'+'をクリックします。

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'入力'欄に'読み(ひらがな)'を、'変換'欄に'単語'を入力します。

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単語が追加されました。

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 macOS日本語入力プログラムの単語の削除方法

削除した単語を選択します。続いて、'delete'キーを押します。

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削除されました。

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※複数選択する場合は、'shift'キーを押しながらクリックします。

 macOS日本語入力プログラムの単語の一括登録方法

macOS日本語入力プログラム用の辞書ファイルは拡張子が*.plistのXMLファイル(プロパティリスト形式)です。

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このPLISTファイルをユーザー辞書の一覧にドラッグ&ドロップします。

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単語が追加されました。

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以上です。 

 

プロパティリスト形式の辞書ファイルの作成方法

Excel for Mac / WindowsでmacOS標準辞書の一括登録ファイルを作成するシートを公開します - SAラン広域セン支の覚え書き

 

ユーザー辞書の一括登録方法 ~iOS連絡先編 母艦iTunesと無料アプリを使う~ (iOS10まで)

概要

iOS連絡先の一括登録方法はいくつかありますが、ここでは母艦のiTunesと無料アプリを使って登録する方法を解説します。使用するアプリはIS Contacts Kit Freeです。母艦はMacとWindowsのどちらでも構いません。(iOS10までの32bitアプリ)

目次

iOS連絡先の一括登録 ~母艦iTunesと無料アプリを使う~

iOS連絡先の一括登録方法はいくつかありますが、ここでは母艦のiTunesと無料アプリを使って登録する方法を解説します。他の2つの方法は、母艦を必要としない代わりにファイルがApple vCard (*.vcf)を使うことで少々面倒くさい方法となっていました。

使用する無料アプリは IS Contacts Kit Free

今回は、IS Contacts Kit Freeを使用します。このアプリの特徴は、Excelファイル(Excel97~2003形式:*.xls)でインポート・エクスポートが可能なことです。Microsoft Excelの他、互換Officeアプリ(Kingsoft Office, LibreOffice, Apache Open Officeなど)や、Webアプリ(Googleスプレッドシートなど)でも編集が可能です。

連絡先 バックアップ - IS Contacts Kit Free

連絡先 バックアップ - IS Contacts Kit Free

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  • ビジネス
  • 無料

IS Contacts Kit Freeでの連絡先のインポート手順

連絡先ファイル(Excel97-2003形式:*.xls)の用意

主な項目列は以下の通りです。*()内は説明 

  • Group (グループ)
  • First Name (名前)
  • Last Name (名字)
  • First Name Phonetic (名前のふりがな)
  • Last Name Phonetic (名字のふりがな)
  • Phone 1 Label (電話番号1のラベル) *
  • Phone 1 Value (電話番号1の内容) *
  • Email 1 Label (メール1のラベル) *
  • Email 1 Value (メール1の内容) *
  • Address 1 Label (住所1のラベル) *
  • Address 1 Country Code (住所1の国コード) **日本の場合 jp
  • Address 1 Country (住所1の国) *
  • Address 1 ZIP (住所1の郵便番号) *
  • Address 1 State (住所1の都道府県) *
  • Address 1 City (住所1の市町村名) *
  • Address 1 Street (住所1の町名、番地) *
  • Organization (勤務先名称)
  • URL 1 Label (URL1のラベル) *
  • URL 1 Value (URL1の内容) *
  • * : 2以降も可能
  • 項目列の順番は問わない

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なお、辞書として使えるのは、名字と名前およびそれぞれのふりがなです。

ExcelファイルをiTunesに取り込む

iPhoneやiPadなど端末を母艦に接続し、iTunesを開きます。"App>ファイル共有"の欄で、Contacts Kitを選びます。画面右の"Contacts Kitの書類"のところでファイルのやりとりが可能です。

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 用意しておいたExcel形式の連絡先ファイルをiTunesにドラッグ&ドロップします。

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取り込まれました。

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iPhoneなど端末での操作

"Contacts Kit"をタップします。

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"インポート"をタップします。

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ファイル管理画面です。画面に何もデータが出てない場合は画面右下の"更新"をタップします。ここでは先ほどiTunesで同期した"連絡先(編集済).xls"をタップします。

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"インポート”をタップします。

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インポート設定画面が出ます。連絡先を既に整理している場合は"インポートする前に自動的にアドレス帳をバックアップします"をオンにしておくことを推奨します。

重複する連絡先の処理方法を選択したら、"開始”をタップします。

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インポート処理中画面のあとのインポート完了画面です。"完了"をタップします。

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連絡先を開いて確認してください。

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以上です。

関連リンク


 

 

 

 

(Excel VBA) 選択範囲に同じコメントを表示状態で一括で追加する/コメントのみ貼付

はじめに

Excelのセルのコメント追加って面倒くさいですよね。

  1. セルで右クリックでコメント追加
  2. コメントを編集
  3. ボールドを外す
  4. フォントサイズを変更
  5. 背景色を設定
  6. 自動サイズ調整

マクロで一発

これがボタン一発で出来ればどれだけ楽か! あと、コメントだけのコピーも結構面倒くさいですね。
それで、今仕事で大量のデータ整理をしているのですが、コメントで"写真なし"というのを付けていく必要があり、もうマクロにしてしまおうと思いました。

コード

Sub kome()
    ' ** 選択範囲にコメントを一括で追加する **
    Dim CL As Range
    Dim cmnt As String
    
    cmnt = "写真なし"
    
    For Each CL In Selection
        ' ** コメントの追加
        With CL.AddComment(cmnt)
            .Visible = True
        End With
        
        ' ** コメントの書式等
        With CL.Comment.Shape
            .Fill.ForeColor.SchemeColor = 5 ' 背景色=黄色
            With .TextFrame
                .Characters.Font.Size = 12
                .AutoSize = True
            End With
        End With
    Next CL
End Sub

使用例

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ポチッと
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あー、これ楽。

コメントのみの貼付ボタンの作成

通常、コメントのみの貼付は、コンテキストメニュー>"形式を選択して貼り付け">"形式を選択して貼り付け">コメントにチェック>OKの手順で、非常に面倒くさいです。
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これもマクロにしてリボンかクイックアクセスにアイコンを置くと簡単になります。

コード

Sub PasteComment()
    ' ** コメントの貼付 **
    Selection.PasteSpecial xlPasteComments
End Sub

ATOKの専門辞書を作成する(以前はシステム辞書と呼ばれていました)

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概要

ユーザー辞書とは違うただの"辞書"、以前はシステム辞書と呼ばれていたもので、ある程度まとめてある専門辞書などに使います。設定により一括でオンオフすることも可能です。ここではこの"辞書"を作成する手順について説明します。

ユーザー辞書と辞書の違い

ユーザー辞書とは

文字通りユーザーが変換したい単語を手動で登録するものの他、自動学習機能によって登録される単語を格納する辞書のことです。

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辞書とは

辞書とは、以前はシステム辞書と呼ばれていたもので、ATOKの標準辞書の他、あらかじめ用意された専門辞書を多く含んでいます。この辞書は自分でも自由に作ることが出来ます。

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辞書を作成する

例えば「〇〇ゲーム用語辞書」など、単一のテーマに沿ってある程度まとめられた辞書は、ユーザー辞書に入れておくよりも、それだけをシステム辞書として設定しておく方が管理が楽になります。一括で使用・不使用をオンオフすることもできます。 

辞書ユーティリティ

辞書の作成には、辞書ユーティリティを使用します。

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辞書の作成(新規)

"ファイル">"新規作成" をクリックします。

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辞書の新規作成画面です。"参照"をクリックします。

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ファイルを参照する場所はここになります。おそらく何もしなくてもこのフォルダを選んでくれるはずです。

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ファイル名の欄に適当な名称を入力して、"開く"をクリックします。

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"タイトル", "説明", "コピーライト"をそれぞれ入力してから、"OK"をクリックします。タイトルは辞書選択画面でオンオフできますので、わかりやすい名前をつけましょう。

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これで辞書ができました。ただし、まだ何も入っていません。

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辞書ファイルを読み込む

辞書ファイルを読み込みます。"ツール">"ファイルから登録・削除"をクリック。

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"参照"からタブ区切りテキスト形式の辞書ファイルを読み込み、"登録"をクリック。

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一括登録されます。"閉じる"をクリックします。

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辞書が読み込まれました。いったん右上の"×"をクリックして閉じます。

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辞書の登録

"ATOKプロパティ"を開きます。

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"辞書・学習"タブを開き、"辞書の追加・削除”をクリックします。

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右側の"追加可能な辞書の一覧”に先ほど作成した辞書が読み込まれているので、選択してから"追加"をクリックします。

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追加されました。"OK"をクリックします。

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チェックを入れて、"OK"をクリックします。

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完了です。 

おわりに

このような辞書を作成することで、ある程度まとまった専門的な辞書を1つにまとめることができ、ユーザー辞書をごちゃごちゃにする心配もありません。

 

関連リンク 

Microsoft IMEのユーザー辞書をシステム辞書に変換する方法

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概要

Microsoft IMEのユーザー辞書は一つだけですが、あるジャンルをまとめたものを専門辞書としてシステム辞書に登録することができます。この記事では、ユーザー辞書をシステム辞書に変換して使用する方法を解説します。

目次

システム辞書とユーザー辞書の違い

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システム辞書とは

システム辞書とは、Microsoft IMEの辞書の中で「標準統合辞書」というシステムが標準で使う常に使用される辞書と、「郵便番号辞書」「単漢字辞書」など、多くの単語を収録した読込専用の辞書のことです。

ユーザー辞書とは

Microsoft IMEの場合、ユーザー辞書は一つだけです。ここには普段の使用でちょっと登録したいと感じた単語、頻繁に使いたい単語を登録できます。 また、学習機能によって登録された単語も保存されます。

ユーザー辞書をシステム辞書に変換する

例えば「〇〇ゲーム用語辞書」など、単一のテーマに沿ってある程度まとめられた辞書は、ユーザー辞書に入れておくよりも、それだけをシステム辞書として設定しておく方が管理が楽になります。一括で使用・不使用をオンオフすることもできます。

ユーザー辞書ツール

ユーザー辞書ツールを使えば、ユーザー辞書に現在登録されている単語すべてをシステム辞書に変換することができます。

変換の前準備(1):ユーザー辞書の退避

まず、普段使っているユーザー辞書を退避させます。

変換の前準備(2):辞書テキストファイルの読み込み

次に、「〇〇辞書」に相当するテキスト形式の辞書ファイルをユーザー辞書ツールで読み込みます。ここでは当Webで扱っている「ボーダーブレイク用語辞書」を読み込んでいます。

システム辞書への変換手順

ユーザー辞書ツールを開き、ツールメニューから「システム辞書の作成」を選びます。

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システム辞書を保存するフォルダは
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\UserDict」
です。ユーザー名はご自分の環境、\は¥に読み替えてください。
ファイル名を入力してから、「開く」をクリックします。

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全般タブが開くので、「辞書名」「著作権」「説明」を入力して「OK」をクリックします。

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ユーザー辞書からシステム辞書に変換されています。完了したら「終了」をクリックします。

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これでシステム辞書の作成が完了しました。

システム辞書を使えるように設定する

Microsoft IMEのメニューから「プロパティ」を選びます。

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「詳細設定」をクリックします。

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「辞書/学習」タブを開き、一番下の「システム辞書」の「追加」をクリックします。

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先ほど作成したシステム辞書を選択して「開く」をクリックします。

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システム辞書一覧の最下部に先ほど作成したシステム辞書が表示されます。左端のチェックをいれて「OK」または「適用」をクリックします。

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これでシステム辞書の登録は完了です。

ユーザー辞書のクリアと復元

最後に、ユーザー辞書の削除(クリア)をします。
ユーザー辞書ツールの一番下の単語行を選択して、スクロールバーを一番上までスクロールします。

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Shiftを押しながら一番上の単語行をクリックします。これですべての単語が選択されます。

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Deleteキーを押します。確認ダイアログが出るので「はい」をクリックします。

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ユーザー辞書が削除されました。

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あとはユーザー辞書を復元します。

以上です。

 

関連リンク

dz11.hatenadiary.jp

ユーザー辞書の一括登録方法 ~iOS連絡先編 端末単体で登録~

概要

iOS連絡先の一括登録方法はいくつかありますが、この記事では、母艦を使わずに端末単体でiOS連絡先へ一括登録する方法を解説します。

目次

はじめに

現状、iOSユーザー辞書になんらかの方法を使って辞書を一括で登録する方法は、母艦にMacを使う方法しかありません。端末単体や母艦がWindowsの場合は不可能です。そこで皆さんもご存じの通り、iOS連絡先を辞書代わりにする方法をとるわけです。

この記事では、母艦を使わずに端末単体でiOS連絡先へ一括登録する方法を紹介します。

端末単体でiOS連絡先へ一括登録する手順

取り込む辞書の形式

iOS連絡先に一括登録する形式はvCard形式(拡張子 *.vcf)になります。また、端末単体で登録する場合は、このvCard形式のファイルがインターネットで見られる状態になってなくてはいけません。サンプルとして以下にリンクしたものを載せておきます。

iOS10の場合

  1. Safariブラウザでこの記事を開いてください。
  2. 上記の「ダウンロード」をタップしてください。
  3. 共有アイコン [↑] をタップし、「メールで送信」を選びます。
    ※ここで「”連絡先”で開く」でも手順.6へいく場合があります
    f:id:dz_dzone:20161202194355j:plain f:id:dz_dzone:20161202194545j:plain
  4. メール送信画面になりますので、自分のicloudメールまたはキャリアメールを入力して「送信」します。

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  5. メールが受信されたら添付されているvcfファイルをタップします。

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  6. 連絡先で開かれ、画面上部に「○○○件全ての連絡先を追加」と出ますので、これをタップします。

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  7. 「新規連絡先を作成」をタップします。

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  8. 右上の「完了」(または「保存」)をタップします。

  9. 連絡先を確認します。

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その他の場合 (ここでは iOS7の場合)

  1. Safariブラウザでこの記事を開いてください。
  2. 上記の「ダウンロード」をタップしてください。
  3. この画面で、「"連絡先"で開く」をタップしてください。
    なお、次の手順に行くまでにしばらく時間がかかることがあります。

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  4. 「○○○件すべての連絡先を追加」をタップします。

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  5. 「新規連絡先を作成」をタップします。

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  6. この画面に戻るので右上の「保存」をタップします。

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  7. 連絡先が取り込まれました。

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おわりに

この方法を試してもらったときに、どうしてもうまくいかないという場合がありました。原因は分からずでしたが、別の方法もあるのでそちらを試してみてください。

関連リンク

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