日本語入力ソフトとVBAの覚え書き

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Enterキーを押したときに移動するセルの方向を変更するトグルマクロ


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通常、Enterキーを押したときに移動するセルの方向は「下」です。これを「右/上/左」に変更するには「Excelのオプション」を開いて「詳細設定」から変更することが可能ですが、やや面倒くさいです。ここでは、実行するたびに移動するセルの方向を変更するマクロを作ります。

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下→右→上→左→下……と切り替える場合

Sub SetMARD()
  ' ★★ Enterを押したら移動する方向を変更 ★★
  Select Case Application.MoveAfterReturnDirection
  Case xlDown
    Application.MoveAfterReturnDirection = xlToRight
    MsgBox "下→右に切り替えました。", vbOKOnly + vbInformation
  Case xlToRight
    Application.MoveAfterReturnDirection = xlUp
    MsgBox "右→上に切り替えました。", vbOKOnly + vbInformation
  Case xlUp
    Application.MoveAfterReturnDirection = xlToLeft
    MsgBox "上→左に切り替えました。", vbOKOnly + vbInformation
  Case xlToLeft
    Application.MoveAfterReturnDirection = xlDown
    MsgBox "左→下に切り替えました。", vbOKOnly + vbInformation
  End Select
End Sub
  • 「Enterキーを押したときに移動するセルの方向」は Application.MoveAfterReturnDirection で取得および設定が可能
  • 上=xlUp
  • 下=xlDown
  • 左=xlToLeft
  • 右=xlToRight

このコードでは、現状の MoveAfterReturnDirection を取得し、その値にしたがって処理を分けたいので、Select Caseを使っています。実行後、どのように方向が変わったのかダイアログを出しています。

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下→右→下……と切り替える場合

ほとんど同じです。万が一現状が上や左になっていた場合に備え、その場合は下になるようにコードを変更しました。

Sub SetMARD2()
  ' ★★ Enterを押したら移動する方向を変更 ★★
  Select Case Application.MoveAfterReturnDirection
  Case xlDown
    Application.MoveAfterReturnDirection = xlToRight
    MsgBox "下→右に切り替えました。", vbOKOnly + vbInformation
  Case xlToRight
    Application.MoveAfterReturnDirection = xlDown
    MsgBox "右→下に切り替えました。", vbOKOnly + vbInformation
  Case xlUp
    Application.MoveAfterReturnDirection = xlDown
    MsgBox "上→下に切り替えました。", vbOKOnly + vbInformation
  Case xlToLeft
    Application.MoveAfterReturnDirection = xlDown
    MsgBox "左→下に切り替えました。", vbOKOnly + vbInformation
  End Select
End Sub

以上。

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