VBAマクロ作成を気軽に始めてみよう! ~Word編~
WordでVBAマクロ作成を始めてみましょう。必要なのは Microsoft Wordだけです。準備は簡単、手順通りに進めていけば誰でも始めることが出来ます。
目次
- 目次
- 手順その1 ~開発タブを表示しよう~
- 手順その2 ~Visual Basic Editorを表示しよう~
- 手順その3 ~標準テンプレートに標準モジュールを追加しよう~
- 手順その4 ~簡単なマクロを作ってみよう~
- 手順その5 ~マクロを動かしてみよう~
- おまけ ~マクロの解説~
手順その1 ~開発タブを表示しよう~
どのタブでもいいので、リボンの任意の場所で右クリックします。
「リボンのユーザー設定」をクリックします。
「開発」にチェックを入れます。入れたら「OK」をクリックします。
これで「開発」タブが表示されました。開発タブを選択するとこんな感じです。
手順その2 ~Visual Basic Editorを表示しよう~
左端の「Visual Basic」をクリックします。
「Visual Basic Editor」が開きました。
手順その3 ~標準テンプレートに標準モジュールを追加しよう~
プロジェクトウィンドウの「Normal」の中身を表示させます。
開きました。次に「Normal」の「Microsoft Word Objects」で右クリックします。
挿入>「標準モジュール」をクリックします。
Normalに標準モジュール「Module 1」が作成されました。
「Module 1」の名前を「MyMacro01」に変えます。プロパティウィンドウのオブジェクト名を「MyMacro01」に変更します。
ここまでで準備は終わりです。次はいよいよ実際にマクロを作ってみましょう。
手順その4 ~簡単なマクロを作ってみよう~
コードウィンドウに以下の図のように文章を入力してみましょう。
- Sub HelloWorld() と入力してEnterを押すと、自動的に3行目に End Sub が入力されます
- 2行目の入力をします。字下げはTabキーでも半角スペースでもどちらでもよいです
入力が終わったら、上書き保存しておきます。次に「Word」アイコンをクリックしてWord画面に戻ります。
手順その5 ~マクロを動かしてみよう~
「マクロ」をクリックします。
先ほど作った「HelloWorld」を実行します。
実行されました。「OK」をクリックするとウィンドウが閉じてマクロが終了します。
いかがでしたか? 結構簡単だったでしょう?
おまけ ~マクロの解説~
- 1行目:Sub HelloWorld() :Subはマクロを開始するときの決まり文句です。HelloWorldはマクロ名、()は決まった書き方と今は覚えて下さい。
- 2行目:Msgbox "Hello World" :Msgboxは「メッセージボックスを表示しなさい」という命令。""で囲われた文字列 Hello World をメッセージボックスで表示しなさいということです。
- 3行目:End Sub :マクロを終了するときの決まり文句です。