日本語入力ソフトとVBAの覚え書き

・各種日本語入力ソフトの辞書解説 ・ちょっと楽になるExcel VBA集

VBAマクロ作成を気軽に始めてみよう! ~Word編~

WordでVBAマクロ作成を始めてみましょう。必要なのは Microsoft Wordだけです。準備は簡単、手順通りに進めていけば誰でも始めることが出来ます。

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目次

手順その1 ~開発タブを表示しよう~

どのタブでもいいので、リボンの任意の場所で右クリックします。

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「リボンのユーザー設定」をクリックします。

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「開発」にチェックを入れます。入れたら「OK」をクリックします。

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これで「開発」タブが表示されました。開発タブを選択するとこんな感じです。

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手順その2 ~Visual Basic Editorを表示しよう~

左端の「Visual Basic」をクリックします。

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Visual Basic Editor」が開きました。

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手順その3 ~標準テンプレートに標準モジュールを追加しよう~

プロジェクトウィンドウの「Normal」の中身を表示させます。

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開きました。次に「Normal」の「Microsoft Word Objects」で右クリックします。

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挿入>「標準モジュール」をクリックします。

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Normalに標準モジュール「Module 1」が作成されました。

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「Module 1」の名前を「MyMacro01」に変えます。プロパティウィンドウのオブジェクト名を「MyMacro01」に変更します。

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ここまでで準備は終わりです。次はいよいよ実際にマクロを作ってみましょう。

手順その4 ~簡単なマクロを作ってみよう~

コードウィンドウに以下の図のように文章を入力してみましょう。

  1. Sub HelloWorld() と入力してEnterを押すと、自動的に3行目に End Sub が入力されます
  2. 2行目の入力をします。字下げはTabキーでも半角スペースでもどちらでもよいです

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入力が終わったら、上書き保存しておきます。次に「Word」アイコンをクリックしてWord画面に戻ります。

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手順その5 ~マクロを動かしてみよう~

「マクロ」をクリックします。

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先ほど作った「HelloWorld」を実行します。

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実行されました。「OK」をクリックするとウィンドウが閉じてマクロが終了します。

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いかがでしたか? 結構簡単だったでしょう?

おまけ ~マクロの解説~

  1. 1行目:Sub HelloWorld() :Subはマクロを開始するときの決まり文句です。HelloWorldはマクロ名、()は決まった書き方と今は覚えて下さい。
  2. 2行目:Msgbox "Hello World" :Msgboxは「メッセージボックスを表示しなさい」という命令。""で囲われた文字列 Hello World をメッセージボックスで表示しなさいということです。
  3. 3行目:End Sub :マクロを終了するときの決まり文句です。

 

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